アサフェティダ(ヒング)のすべてが分かる記事になっています。
・料理に関することが知りたい(効能や使い方)
・保管方法が知りたい(すでに持っている人)
・アロマオイルに興味がある人(注意点など)
・玉ねぎ・にんにくの代用品のスパイス
・アサフェティダの効能は鎮静作用
・高温な油で炒めることで良い香りへと変化する
・アサフェティダは野菜カレーにおすすめ
・保管方法は、「低温度・低湿気・紫外線を避ける」
・強い刺激臭が理由でアロマオイルに向かない?
アサフェティダとは?
アサフェティダの特徴① | |
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学名 | Ferula asafetida |
別名 | ヒング |
科目 | セリ科オオウイチョウ属 二年生植物 |
原産 | 南西アジア 北アメリカ |
部位 | 茎や地下茎 主根の樹脂 |
風味 | 苦味 強烈な刺激臭 |
備考 (異名) | 悪魔の糞 |
アサフェティダとはヒングとも呼ばれ、インドでよく使われるスパイスです。
にんにくやトリュフのような強い刺激臭を持つことから、パウダー状のアサフェティダは『悪魔の糞』と呼ばれています。
アサフェティダの特徴② | |
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使い方 | 最初に油で炒める |
効能 | 鎮静作用 血流促進 抗菌作用 |
おすすめ料理 | 野菜カレー |
保管方法 (注意点) | 低温度 低湿度 紫外線を避ける |
備考 (アロマオイル) | 妊婦はダメ 肌に触れてはダメ |
玉ねぎ・にんにくの代用品のスパイス
インドでは昔から菜食主義者が多く存在し、玉ねぎやにんにくの代わりとしてアサフェティダを使う風習がありました。
玉ねぎやにんにくが苦手な人も、アサフェティダなら平気という人もいます。
どうしても苦手を克服されたいなら、まずはアサフェティダを試してみるのも良いかもしれません。
アサフェティダとは、菜食主義者のためのスパイスだよ♪
アサフェティダの効能は鎮静作用
・血流促進
・抗菌作用
アサフェティダには、心がおだやかになる鎮静作用や身体の震えなどの痙攣(けいれん)を和らげる効果が期待されていました。
また、効能を期待して大量に使わないように気をつけましょう。
スパイスの効能は医薬品とは違って、即効性は期待できないから注意しよう!
高温の油で炒めることで魔法のように良い香りへ変化する
アサフェティダは、パウダー状で販売されています。
ただし、アサフェティダは玉ねぎやにんにくの代用として使われるスパイスなので、最初に油で炒める使い方をします。
高温の油で炒めることで、まるで魔法のように良い香りへと変化するよ♪
アサフェティダは野菜カレーにおすすめ
アサフェティダのおすすめは「野菜カレー」
あまり知られていないスパイスですが、一度使えば病みつきになる人もいるほど引き付ける魅力があります。
夏野菜カレーなら、カボチャやオクラ!
秋野菜カレーなら、さつまいもやアボカドがおすすめ♪
保管方法は、「低温度・低湿気・紫外線を避ける」
保管方法は、どのスパイスでも基本は同じ。
大事なことなので、知っている人も復習として覚えておきましょう。
①低温度
②低湿度
③紫外線を避ける
保管方法①:低温度
スパイスの香りを決めるのは、温度です。
炒めたり、煮込んだりする前は温度が低いところで保管しましょう。
高い温度での保管は、スパイスの品質が下がるので避けてください。
保管方法②:低湿度
知らない人もいるとおもいますが、スパイスにもカビが生えます。
カビを生やさないためにも、低い湿度での管理が必要です。
乾燥こそがスパイスの本来の姿であることを忘れないでください。
保管方法③:紫外線を避ける
日の光に当たるとスパイス本来の香りや色合いに変化が起きます。
遮光性の高い場所での保管が望ましいです。
つまり、紫外線を避けてください。
暗く、温度や湿度が低い棚の中がおすすめとされています。
強い刺激臭が理由でアロマオイルに向かない?
最近では、アロマオイルとしても販売がされているアサフェティダ。
しかし、「悪魔の糞」と異名があるほどに本来の匂いは刺激が強いものです。
刺激が強い匂いを持つことから、妊婦の使用や肌に直接触れることは避けなければなりません。
同じインド産の植物なら、白檀(びゃくだん)のアロマオイルがおすすめ♪
アサフェティダに関するまとめ
・鎮静作用や血流促進の効能がある
・油の次に入れる
・高温で炒めることで良い香りへと変化する
・菜食主義者に好まれたスパイスなので、野菜カレーにおすすめ
・保管方法は「低温度・低湿度・紫外線を避ける」
・アロマオイルで使うなら白檀の方が良い